Recording

Zoom G3 銘機の歪みソロ(実践編)

2014年 01月 07日 04:15 | カテゴリー: Recording
2014年 01月 07日 04:15
Recording

各種エフェクトのセッティングと解説は、前記事「Zoom G3  銘機の歪み(解説編)」で説明していますので、そちらをご参考ください。

G3については、なんかすごくアクセス数も多く(一時期のPod X3よりも多いです)、Facebookなどでも、励ましのお言葉をいただいております。なんと嬉しいことか!この場を借りてお礼申し上げます。

 

今回のお題目

さて、ギルモア氏なら何やるかな?と考えていたところ、会社の上司より面白い話を聞きました。たぶん、Guitar Player誌だったと思うのですが、昔、ギターソロ部門でLed Zeppelinの「Stairway to Heaven(天国への階段)」を抑えて、人気第1位の曲が、「Comfortably Numb」(The Wallに入っています)なんだそうです。

実はあんまりPink Floydってコピーしたことがなくって、とりあえず聞いてみたらペンタ1発でも行けそうだなってんで、「Comfortably Numb」をやってみます。で、とりあえずYou Tubeを見てみたら、この曲やっぱ結構人気曲らしくライブはもちろんのこと、この曲のソロ解説までやっている教則動画なんかも出ています。

例のごとく、全曲はコピーしてないのでm(_ _)m、一番盛り上がるエンディングソロの部分です。で、やる前にライブ版のCDとか聞くとThe Wall収録のオリジナルバージョンとは違って、ずいぶんと濡れた感じといいますか、独特の甘さを持った音です。

ですが、今回はG3のサンプルなので、音的にはオリジナルチューンの音に近くなっています(コーラスを抜けば、より近いかも?です)。もう一つ、ギターはもちろんストラトのリアなんですが、普通のストラトで音が固いと感じたら少しアンプモデルのTreble(またはPresence)を絞ってください。僕のストラトはダンカンのアルニコIIなので、通常のアルニコVに比べて若干ウォームです。今回、Fuzzをいじる機会があってアルニコIIが結構ウォームなのがわかって、普通のストラト(アルニコVを使ったPUを搭載したもの)だとハイがきつく感じるかも知れません。Great Muff(今回セレクトしたBig Muffのモデリング)でトーンを絞っても良いです。

 

録音環境

これまたいつものようにiMac+Logic9+G3のUSB接続です。まだOSアップデートしてないのでLogic10が使えません。てか、まだ買ってないです。OS変わって古いプラグイン動かないのも困るし、あまり必要性を感じていません。今のところですが。いずれは手に入れますが...。

毎度のごとく、バッキングトラック(カラオケ)はステレオ、今回ギターもステレオなので、フェーダーだけでのバランス(もちろんオートメーションですが)をとっただけのミックスです。DAW上は完全にノンエフェクトです。

 

サウンドサンプル

先にご紹介していますが、Pink Floydの「Comfortably Numb」です。オリジナルバージョンは「The Wall」の中に入っています。ライブでは結構おなじみの曲のようです。割とコード進行は簡単で、耳コピもすぐにできるでしょう。あとは、ギルモア氏が得意とするブルージーなフレーズのソロです。ポイントは1音以上のチョーキングの使い方や同じようなポジションで繰り広げられる様々なフレーズバリエーションといったところでしょうか。こうした簡単な循環コードでのアドリブはやはり単調になりがちですが、ライブ版などでは結構聞かせるフレーズが多いです。人気があるのもうなずけます。

音的には、ファズがベースですので、どちらかというとピッキングニュアンスによる歪みのコントロールと言うより、フレーズと呼吸のようなタイム感が勝負で、ロングサステインも使いようです。スタンダードと言えばスタンダードな音ですが、轟音系のファズをうまく使いこなしている名演でしょう。

今回作ってみてわかりましたが、ディストーションでは少々弱く、サステインも短くなります。ファズがこれほど良いと思ったことは今までにありません。実際、ファズって暴れたり、ギャーギャー言うイメージが強かったのであまり好きではありませんでした。非常に存在感のある音で、埋もれることがないのです。しばらくファズにはまりそうです。

また、アンプモデルのHiwattがこれほどファズに馴染むとも思いませんでした。他のアンプモデルも試しましたが、これほどマッチしたアンプがないんです。王道のマーシャルでも今イチで、音が立たないというか、変に音が変わるように聞こえ、しっくりくることはなかったです。まあ、本物は歪ませないアンプの代表(とは言っても音はでかいというイメージです)ではありますが、ファズには良く馴染みます。轟音をうまく包んで塊のように音が出るとでも形容できるアンプです。

では聞いてみてください。



コントローラーが表示されない場合、上記のリンクをクリックしてください。

EQ補正がいらないくらい、のファズ+Hiwattの王道セットです。それに空間処理系で味付けした、言ってみれば、昔の人のセッティングですが、今でも通用するところが、すごいと思います。

 

いろいろと試して、自分の音を見つけてみてください。